12月18日(月)放送

大学間連携災害ボランティアシンポジウム
尚絅学院大学 伊藤ちひろさん
元 名取市愛島東部仮設団地自治会役員 長沼 俊幸さん
古野真也アナウンサーリポート

東北大学で開催された平成29年度大学間連携災害ボランティアシンポジウム「被災地支援に期待される学生ボランティアを考える」を取材しました。
関西大学や中央大学をはじめ11大学の学生が被災地支援の活動内容や現状について考えるシンポジウムは、「宮城県名取市における地域コミュニティ再生の試み」という市民フォーラムで長沼 俊幸氏(元 名取市愛島東部仮設団地自治会役員)さんなどをはじめ、地域のみなさんと尚絅学院大学が名取市での地域の現状と課題について考えました。
現在は、地域コミュニティにこそ学生ボランティアが必要と語る長沼さんは、学生に安心できるコミュニティづくりのきっかけを作ってほしいと願っています。ボランティア期間が去っても、つながりがなくなってしまうのが残念、離れていても一緒に寄り添って歩んでいってほしいと考えています。
伊藤さんも、地域の方々に必要なのは寄り添うこと人と人をつなぐ安心した町へのサポートが必要では、と考えています。


気仙沼市移住定住支援センター MINATO 千葉可奈子さん
伊藤晋平アナウンサー取材リポート

気仙沼市移住定住支援センター MINATO で働く千葉可奈子さんに伺いました。千葉さんは、東京築地で仕事をしていましたが、今年4月に故郷気仙沼に帰ってきました。気仙沼のよい思い出、そのころ出会った人たちを思うと、自分の人生をかけて気仙沼市を見ていきたいという気持ちが強かったのがきっかけでした。
しかし、自分の中に迷いがあり、すぐに気仙沼には戻れず、戻るまでには6年という歳月時間がかかりました。そして今年4月に念願の気仙沼市に戻り、いよいよ決まった移住、定住を支援する仕事は簡単ではありません。戻ってきたときの自分の思っていた良い意味でのギャップがあったからです。
今は気仙沼市のために尽力されている人々のエネルギー、気仙沼市への思い、自分の思いを自己実現させたいという方のお手伝いをたくさんしていきたいと話す千葉さん。気仙沼市にお住いの方々を尊敬しながら、もっともっと気仙沼市に人が増えて、さらに街が盛り上がっていくようにサポートしていきます。

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