4月5日(月)放送分

東北大学災害科学国際研究所 遠田晋次教授
根本宣彦アナウンサー 電話インタビュー

現在の宮城県沖、福島県沖の地震活動や今後の注意点、政府の地震調査委員会が発表した全国地震動予測地図について、東北大学災害科学国際研究所の遠田晋次教授にお話を伺いました。
2月の福島県沖を震源とするマグニチュード7.3の地震、そして先月の宮城県沖を震源とするマグニチュード6.9の地震など、最近の地震は「大地からの注意喚起」だということです。
また、今後も東日本大震災に近い規模の地震や、津波を伴う地震が起こる可能性もあるといいます。沿岸部にいるときには、常に注意が必要だということです。
3月26日、政府の地震調査委員会は、全国地震動予測地図を発表しました。これは、2020年から30年間に震度6弱以上の揺れに見舞われる確率を色分けした図ですが、宮城県はこの確率が非常に高い地域に指定されています。
こうしたいつ起こるかわからない地震に対して、物の収納に関する備えや、夜間に起きる地震へのシュミレーションなど、身近にできることを少しずつ行っていくことが大切です。

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