5月24日(月)放送分

山元町 磯浜漁港
長南ディレクター 取材リポート

東日本大震災からの復興を目指し、町内の駅周辺に住民の生活環境を再編する「コンパクトシティ」を実現した山元町。そのうち、震災で大きな打撃を受けた磯浜漁港でも施設の復旧作業は完了し、震災前と同様の作業ができるようになっています。今後さらに漁獲量を増やしていきたい磯浜の漁師たちですが、福島第一原発に関する不安はぬぐえずにいます。周辺地区では依然高い放射線量が記録され、その影響による避難生活や、放射性物質を含む処理水の海洋放出といった問題があります。これにより起こる風評被害の影響は、福島県、そして山元町に限った問題ではありません。今後も放射性物質を含む処理水の海洋放出について、問題意識を持ち続けていきたいと思いました。

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