9月6日(月)放送分

東松島市矢本 あおい団地 小野竹一会長
藤沢智子アナウンサー 取材リポート

東松島市矢本の「あおい団地」を訪ねました。JR東矢本駅の北側に、東松島市が整備した集団移転団地です。この団地には自治会があり、連合組織「あおい地区会」の会長・小野竹一さんは、集団移転にむけて結成した「まちづくり整備協議会」でも中心的な役割を担ってきました。
このあおい団地の目標は、「日本一のまち」。そのために新たな街づくりについて意見を集約したり、自分たちでルールを作成するなど、工夫した街づくりが行われてきました。
団地には現在600世帯が暮らしており、1丁目から3丁目までに分かれています。それぞれに公園や集会所が整備され、開放的な街並みが広がっていますが、様々な世帯が集まっているため、悩みも多いといいます。それぞれの悩みを共有し、連合組織として解決していく流れができることで、住民が積極的・自発的となり、一人ひとりの負担も減ります。
自治体として、このような活動を15年以上続けていますが、小野さんは、ソフト面の充実に終わりはないとも話します。住民自らが、住んでよかったと思える「まちづくり」を目指してこれからも活動は続きます。

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