1月22日(月)放送分

東北大学災害科学国際研究所 遠田晋次教授
根本宣彦アナウンサー 取材リポート

能登半島地震の発生から3週間。先行する約3年間の珠洲での地殻変動や群発地震活動が今回の地震に繋がったと遠田教授は指摘する。能登半島の北の海岸線においては4mを越える隆起も確認され、漁港が干上がり漁業ができない事態も生じている。暫くは余震の恐れもあるため、注意して過ごしてほしいと話した。

神戸市 阪神淡路大震災記念・人と防災未来センター 語り部ボランティア 奥秀雄さん
根本宣彦アナウンサー 電話インタビュー

今月17日で阪神淡路大震災の発生から29年。神戸市に防災・減災の情報発信の拠点となる施設「阪神淡路大震災記念・人と防災未来センター」がある。震災の経験を語り継ぎ、今後起きうる災害に備えることを目的に2002年にオープン。2005年から語り部ボランティアを務める奥秀雄さん(91)が今年3月で引退することになった。校外学習や修学旅行で訪れた中学生、高校生に自らの経験、思いを伝えてきた。自分たちの住んでいるところがそのような状況にあるのか、いざという時にどのように公道ずるべきなのか、自分で考えて行動してほしいと語った。

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