4月15日(月)放送

きょうの3.11みやぎホットラインは、3月11日放送に放送した「絆みやぎ明日へ2019」からのダイジェストをお送りします。

「お弁当と総菜のボアラズ」/気仙沼市 佐藤はるかさん
インタビュアー GOODモーニング 長田洋子

気仙沼市に出産のため里帰りしていた佐藤さんは、3月11日に被災しました。あの時、食べたいものが手に入りにくかったことを教訓に、自分でお弁当の宅配・移動販売の仕事を始めました。現在、ボアラスは気仙沼市の南郷「スマイルステーション丸和」のゲストルームで店舗販売も開始しています。営業時間は、月~金午前11:30~13:00、午後は17:00~18:30までです。土曜日は昼のみ営業です。
1人暮らしをされている高齢者、災害公営住宅にお住いの方々の見守りも兼ねているそうです。多くのお客さんとかかわりの中、気仙沼市の現状を知る、何かの役に立ちたいという気持ちが大きくなったと話してくれました。

南三陸町 大沼ほのかさん 取材リポート
安東理紗アナウンサー取材

2011年3月南三陸町の伊里前小学校の卒業式を前に、震災にあった大沼さんは、今年3月に宮城農業大学校を卒業しました。
狭い体育館に避難した当時姉妹のことを考えた両親は、北海道に避難することを決めました。震災の恐怖を思い出さないようにと北海道の内陸に住みましたが、祖父が南三陸で体調を悪くしたため2年間でまた南三陸に戻ることとなったそうです。そして、宮城県の復興のために、農業大学へ進学し、栗の栽培の勉強をし始めました。そして卒業してからは、ふるさと南三陸で栗の栽培に着手しましたが土地探しの段階から苦戦しました。
現在は桃を育てながら「栗」の里づくりを開始しています、今後も自分の夢を叶えるためにそして地元の復興のために、南三陸で頑張ります。

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