7月29日(月)放送

宮城学院女子大学 「3.11-あの日のココロを後世へ-」シンポジウム開催について
インタビュー:藤沢智子アナウンサー

宮城学院女子大学3年生の鎌田陽菜さん、日比野愛(まな)さん、三浦あゆみさんにスタジオにお越しいただいて「3.11-あの日のココロを後世へ-」シンポジウムについてお伺いしました。

宮城学院女子大学の学芸員過程では、毎年博物館に関するテーマを取り上げてシンポジウムを開催しています。東日本大震災時は小学校6年生だった学年、今年20歳になることもあり「3.11-あの日のココロを後世へ-」というテーマを選びました。東日本大震災から8年がたった今、人々の当時の記憶が薄れ始め、災害への危機感がなくなってきていると感じる中、先日の新潟・山形沖地震で改めて震災の恐ろしさを実感しました。いつまた震災が起こるかわからないということを再認識し、震災を経験した私たちが「美術館・博物館で震災を伝える」というテーマでディスカッションしていきます。
ひとくちに「震災」といっても地域や環境によって人それぞれの「震災」があり、感じ方も違います。地域の各博物館・美術館で開催された4つの館での展示や企画に関して取材をし、インタビューをもとにテーマを掘り下げ、当日は話し合います。
パネラーは、仙台文学館の赤間亜生さん、仙台市歴史民俗資料館の佐藤雅也さん、、南相馬市博物館の二上文彦さん、東北歴史博物館より小谷竜介さんです。メインテーマの「後世に伝えていく」というシンポジウムですので、気軽に参加していただき、今後震災に対してどのような活動ができるのか、していくべきなのかを一緒に考えていきましょう。

3.11-あの日のココロを後世へ-
日時 8月10日(土)午後1時から
会場 宮城学院女子大学 講義寒201教室
入場 無料

来週8月5日、12日はプロ野球中継のため番組はお休みします。次回の放送は8月19日になります。

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