11月25日(月)放送

世界防災フォーラム前日祭 きずなFプロジェクト
古野真也アナウンサー取材リポート

世界防災フォーラムとは、東日本大震災の教訓をもとに防災の取り組みや研究成果を報告する国際会議です。11月9日(土)~12日(火)の4日間、仙台国際センター会議棟や東北大学 川内萩ホールを会場に行われました。、世界40以上の地域から900人が参加し、行政・大学・民間企業の関係者たちが知恵や技術を学び、犠牲者と被害の縮小につなげていくことを目標に話し合いの場が持たれました。
会議の中では、閖上太鼓の力強い「絆」の演奏や、きずなFプロジェクトの高校生の「紙芝居」など東日本大震災を題材にした発表がなされました。震災を継承することは大変難しいことですが、仲間とのつながりを大事に今後も10年、30年と世代を超えて語り継ぐことが期待されます。
番組で継続取材をしているきずなFプロジェクトの高校生たちの次なる目標は「震災を経験していない世代への伝承」。神戸学院大学との意見交換の場もあり、1995年に起こった阪神・淡路大震災の防災への向き合い方も大変勉強になったようです。
(きょうは、きずなFプロジェクトの生徒たちを中学校時代から支えてきた名取第二中学校の瀬成田先生と電話を繋ぎ感想を伺いました。)
「世界の舞台での教え子たちの活躍、大変頼もしいです。今後も紙芝居を通して、震災を知らない世代に向けて伝えていくアクションの手助けをしていきたいです。世界へ防災を“伝えていく”という使命、今後も活動が楽しみです」とお話しくださいました。

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