12月14日(月)放送分

七ヶ浜町 
絆ハウス 石木田裕子さん
古野真也アナウンサー 取材リポート

名古屋を拠点に活動するNPO団体 レスキューストックヤードが運営する、七ヶ浜町にある「絆ハウス」を取材しました。東日本大震災以降、支援を続けています。絆ハウスの石木田裕子さんは30年前に七ヶ浜町に移り住み、保育園や児童福祉施設など、子供たちに関係する仕事を行っていました。震災当時も多賀城市内で保育士をしていましたが、地域のために何かできることはないかと、七ヶ浜町の学童保育に戻ることを決めました。はじめは町内の子供たちは荒れていたため、子供たちとしっかり向き合うことを大切にしていたといいます。
2017年夏、石木田さんは絆ハウスのリニューアルオープンに合わせて、ハウスを管理するNPO団体の職員になりました。絆ハウスは、地域の子供たちが垣根なく自由に気軽に訪れることができる場所だからこそ、いろんな子供たちと出会うことができて楽しいと話していました。今ではすっかり町に定着した施設となっています。
絆ハウスは復興の証だと語る石木田さん。様々なつながりができる貴重な場として、多くの子供たちの憩いの場となっている絆ハウスを、これからも見守っていきたいと思います。

Comments are closed.