3月15日(月)放送分

若林区 株式会社仙台あぐりる農園 小倉真紀さん
三浦菜摘アナウンサー 取材リポート

若林区沿岸部で、「株式会社仙台あぐりる農園」を経営されている小倉真紀さんは、非農家出身ですが、学生時代のReRoots(若林区沿岸部の地域復興や農業支援活動を行う学生団体)での経験から、就農されることを決意されます。活動を通して「長年かけて、自然や気候の状況を見て、積み上げてきた農家の技術は本当にすごい。その知識・技術は地域の財産なのだ」と感じ、自分も生産したいと思うようになったといいます。
農業の課題として、後継者不足があると、現場で奮闘されるからこそ肌で感じたという小倉さんは、担い手の育成を行う仕組みづくり「農村塾」を検討しています。農村塾とは、人材の斡旋や経営講座、また地域との繋がりを築く仕組みです。
これからの展望を伺うと、自分自身が地域の農業の担い手になるだけではなく、新たに農業に取り組む人の受け皿になるような場所をつくりたいと語ってくださいました。
様々な課題と直面しながらも、前向きに主体的に活動される小倉さんは、若林区沿岸部にとって頼もしい存在であると感じました。

※放送で株式会社あぐりる農園とお伝えしましたが、正しくは「株式会社仙台あぐりる農園」です。失礼いたしました。

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