7月4日(月)放送分

陸上自衛隊多賀城駐屯地広報室 大内貞昭さん
藤沢智子アナウンサー 電話インタビュー

東日本大震災では、最も多い時で10万人を超える自衛隊の隊員が、被災地で様々な活動に携わった。被災地・多賀城にある、陸上自衛隊多賀城駐屯地も津波の被害を受けながらも、地震発生後から救助活動を始めた。現在は広報室の大内貞昭さんも、当時現場で救助活動に携わった隊員の一人。
現在、駐屯地にいるのは約1300人。東日本大震災当時にいた人は5~6割ほど。
地震発生時、書類の整理をしていた大内さん。作業していた建物が崩れたほどの大きな揺れだった。ハザードマップでは駐屯地まで津波は来ないと想定されていたが、敷地の3分の1が浸水。出動のための車も浸水の影響で使用できなくなった。津波が落ち着いたのは日が落ちた17時半頃で、ゴムボートで救助活動を開始した。停電で真っ暗の中、救助を求める声を頼りに救助活動を行った。

来週も引き続き大内さんのインタビューを放送。

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