5月1日(月)放送分

東松島市 後藤水産 後藤晃一さん
藤沢智子アナウンサー インタビュー

先週、先々週と東松島市でカキの養殖を手掛ける後藤水産の二代目、後藤晃さんのインタビューを放送。極上のカキを育て続けている後藤水産は、東日本大震災では大きな被害を受け、晃さんを中心に地域の人たちで力を合わせながら、少しずつカキ養殖を再開させた。今週は、そんな父親の姿を見ながら跡を継いだ、三代目の晃一さんにインタビュー。
東日本大震災発生当時、晃一さんは大学2年生で自宅にいた。家業を継ごうと大学でもカキの養殖について学んでいたが、カキの養殖が続けられるか分からないという晃さんの助言により、東京で就職。戻る準備が整ったところで、東松島市に戻った。
小さい頃から船に乗り、中学生の頃には処理場で選別の作業をしていた晃一さん。継いでからは販路拡大のためにインターネットでの販売も始めた。毎年海の状況は変化するため、晃さんは「カキづくりは毎年1年生」といい、晃一さんもそれを実感しているそう。そんな中でも、食べた方からの「美味しい」の言葉のために質にこだわってつくっている。
今後の目標として「親父(晃さん)を超える」と掲げる。また、次の世代のために、養殖ができる環境を守り続けたいと語った。

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