10月23日(月)放送分

石巻市北上町 橋本恵司さん
守屋周アナウンサー 電話インタビュー

橋本恵司さんが「東日本大震災と子どものミライ」を著した。橋本さんは震災発生時、石巻の教育事務所に勤めており、翌月4月1日から旧相川小学校に勤め始めた。石巻市北上町には相川小学校、吉浜小学校、橋浦小学校があり、それぞれの学校で児童が犠牲となった。発災後は校舎の被災を免れた橋浦小学校で3校合同で授業を開始した。2012年春、1年後の3校の閉校と統合が決定。最後の1年は、それぞれの学校の教育活動を進めることに決まった。3校が統合し北上小学校となり、橋本さんが校長となった。
不安な学校生活の中、悩みながらも運動会を実施したところ、子どもたちの元気な姿で、大人が力をもらったという声をきき、開催してよかったと振り返る。

本には、震災後の授業の様子、児童たちの取り組み、教育実践の記録などが記されている。「東日本大震災と子どものミライ」(春風社)は石巻市と女川町の書店で扱っています。

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