4月25日(月)放送

・熊本地震について みやぎ熊本県人火の国会 事務局芦田伸一さん
・電話インタビュー

 宮城県在住の熊本出身者たちで作る「みやぎ熊本県人火の国会」の事務局長、芦田さんにお電話を繋ぎます。現在会員は宮城県に50人位いらっしゃいます。災害後、皆で集まり「故郷熊本のために何が出来るか」を考えました。「今度は私達が支援する番だ」と思いが募ります。もちろん5年前の東日本大震災の事がよみがえりましたが、それぞれの思いを話しながら、今すぐ、熊本で何が出来るかを模索しました。
 まず、県人会のみなさんは街頭に立って募金を開始。23日にはサッカーJ2熊本に所属している宮城県山元町出身、斎藤恵太選手も参加して、仙台市内で募金活動を行いました。
今後も熊本の親戚や友人などの話を聞きながら、更に何が出来るかを考え、行動に移していきたいと話して下さいました。

・宮城県多賀城高等学校災害科 取材レポート
・鈴木実森アナウンサー

 宮城県多賀城高等学校災害科は、4月に第1期生が入学しました。それぞれ生徒が抱いている思いを話し、今後高校生活でどのようなことをしていきたいかを発表しました。生徒たちは、
・東日本大震災を経験し、自分の身を自分で守ること、そして人をどうやって守り、助けていけるかを考えていきたい。
・医療関係の仕事に就きたいので、災害時の医療体制などをもっと勉強してたくさんの人を救いたい。
など、具体的な防災・災害について将来自分達が何が出来るか、何をしていくべきか、強い思いを話してくれました。
 日本で初めての災害科学科ということもあって、先生方も授業の作り方や資料の用意などに苦労があるということですが、生徒たちの素直な気持ちを受け、今後も東日本大震災の災害の教訓をいかに活かしていくかを共有し、災害に備えていきます。

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