10月19日(月)放送分

・女川町「おしゃれな婦人服の店ダイシン&カフェさくら」 島貫洋子(ひろこ)さん
藤沢智子アナウンサー 取材リポート

 震災前から女川町の中心街で100年近く続く婦人服店を経営していた島貫さん。被災後、みんなが集える場所を提供したいと「きぼうのかね商店街」にカフェを併設して営業を続けてきました。
 そして、今年7月18日に女川駅前に「おしゃれな婦人服の店ダイシン&カフェさくら」がオープン。そのお店を藤沢アナウンサーが訪ねました。
 広くて開放的な店内に、元気いっぱいの島貫さん。駅前には休憩場所があまりないため、少しでもお客さんに喜んでいただけるようメニューを工夫しているそうです。新しい女川の街が今後どのようになっていくのか楽しみですね。

・多賀城高校災害科学科防災マップの作成に携わる 大代地区元区長 加藤 渉さん、多賀城高校生徒有志の皆さん
林田悟志アナウンサー 取材リポート

 来年度に迫った多賀城高校災害科新設がいよいよ差し迫る中、津波の高さを標識の設置に関する聞き取り調査がありました。地元大代地区元区長 加藤 渉さんといっしょに街を歩き、多賀城高校の有志で集まった3名が今は少なくなったわずかな津波の跡をたどります。
 このような活動を加藤さんは「立派なこと、そして官民合同で交流できる場所でもあるので互いに助け合い確実な情報を汲み上げていきたい」と考えます。高校生特有の機動力を生かし、防災・滅災活動を継続して取り組んでほしいと多賀城高校の生徒に大きな期待も寄せています。
 

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