●きょう（２１日）
　高気圧に覆われて晴れますが、北部は気圧の谷の影響で雲がやや広がりやすいでしょう。天気の大きな崩れはなく空気が乾燥するため、火の取り扱いに注意してください。
　けさは放射冷却が進み、最低気温は大崎市鹿島台で－５．４度、仙台市新川と石巻市桃生で－５．３度など、内陸を中心に冷え込みが強まりました。日中は日差しとともに気温は大きく上がり、最高気温は３月下旬並みの所が多い予想です。

●あす（２２日）
　湿った空気や前線の影響で曇り、昼前からは雨の降る所があるでしょう。湿った空気の流れ込みが予想以上に強まると、朝から広い範囲で雨や雪の降る可能性もあります。海上は西よりの風が次第に強まり、波も３メートルと高くなるため、強風や高波に注意してください。
　最低気温はけさより２度前後高く、３月中旬から下旬並みの見込みです。日差しはありませんが暖かな空気が流れ込むため、最高気温は１０度を上回る所が多いでしょう。

●あさっては暴風のおそれ
　あさって（日）は冬型の気圧配置が強まる影響で、北日本の日本海側を中心に雪や風が強まり、大荒れの天気となるおそれがあります。あすから３連休の方も多いかと思いますが、交通機関に影響も予想されるため、最新の気象情報や交通情報に注意してください。
　宮城県内もあさっては東部を中心に西よりの風が強まる見込みで、早期注意情報（警報級の可能性）は東部の暴風が「中」となっています。この強い風とともに注意したいのが花粉と黄砂。スギ花粉の飛散が多くなる可能性がある他、大陸からは黄砂の飛来も予想されていて、両方を吸い込むことで花粉症の症状が悪化してしまうおそれがあります。花粉症の方は、マスクや薬の服用など対策を万全にしましょう。

（午前８時３０分更新）