●きょう（２６日）
　前線を伴った低気圧が関東の東に離れるため、昼前後は日差しが届きますが、夕方以降は寒気を伴った気圧の谷の影響で北部を中心に雨や雪が降りやすくなるでしょう。海上では北寄りの風がやや強く吹きそうです。
　けさの最低気温は、仙台で３．０度など、４月上旬並みの所が多くなりました。最高気温はきのうより３度前後低くなりますが、平年よりはやや高いでしょう。

●あす（２７日）
　引き続き、寒気や気圧の谷の影響で雲が広がりやすく、所々でにわか雪があるでしょう。海上ではあすも北寄りの風がやや強く、波が３メートルと高くなるため、強風や高波に注意してください。
　最低気温はけさよりやや低い所が多く、内陸では氷点下の所もありそうです。雨や雪で濡れた路面の凍結に注意して下さい。最高気温は５度前後までしか上がらず、平年並みか、平年よりやや低く、風の冷たい一日となりそうです。

●来月も気温高め
　気象庁はきのう、３月から５月にかけての３か月予報を発表しました。それによりますと、東北地方太平洋側の気温は、３月は平年より高い確率が大きく、去年秋からの高温傾向が続きそうです。冬型の気圧配置が現れにくく寒気が南下しにくいためで、サクラの開花も、平年より大幅に早くなるでしょう。その後、４月は平年並みか高め、５月は平年並みの確率が大きくなっています。
　そしてきのうは、６月から８月の暖候期予報も発表されました。暖かい空気に覆われやすく、東北地方の夏の気温は平年並みか高くなるとみられています。また、降水量はほぼ平年並みの見込みです。今年も暑い夏になる可能性が高いと言えそうです。

（午前１１時更新）