●きょう（２８日）
　けさにかけては所々で雪が降りましたが、冬型の気圧配置が次第に緩むため、日中は東部を中心に晴れ間が広がるでしょう。夜になると雲が増えてくるものの、天気の大きな崩れはなさそうです。
　けさの最低気温は栗原市駒ノ湯で－４．０度、仙台で０．３度など、平年並みか平年よりやや高くなりました。最高気温はきのうと同じくらいで、平年並みの予想です。

●あす（２９日）
　低気圧が日本海と日本の南岸を東へ進んでくるため、雲の広がりやすい天気が続くでしょう。夜遅くは、西部や北部を中心に雨や雪の降る所がありそうです。
　最低気温はけさよりやや高いものの、内陸を中心に氷点下の所が多い見込みです。最高気温は平年よりやや高く、７～８度の所が多いでしょう。

●サクラ開花は記録的な早さに？
　ＴＢＣ気象台は、今年２回目となるサクラの開花予想を発表しました。来月は気温の高い傾向がよりはっきりとしてきたため、仙台の開花予想日を４月１日から来月２７日へ早めました。これまでの記録・３月２９日（２００２年）を上回り、観測史上最も早い開花になりそうです。その他、益岡公園（白石市）が来月２５日、一目千本桜（大河原町～柴田町）と船岡城址公園（柴田町）が来月２６日など、宮城県内は来月中に咲き始める所が多く、県南では４月初めに見ごろを迎えてくるでしょう。
　お花見の計画を早めに立てたいところですが、気になるのが新型コロナウイルスの感染拡大。このまま続くと花見にも大きな影響が出かねないだけに、一日も早い終息を願うばかりです。　

（午前９時５０分更新）