気象予報士紹介
星野誠(宮城県仙台市 出身)
子どもの頃から天気に興味があった私、学生時代に気象予報士の資格を取得してから13年が経ちました。 この間、一般の視聴者の方の天気に対する興味も、かなり高まってきたように感じます。我々がお伝えするニュースの中でも、天気の話題が占める割合が、以前より明らかに多くなってきています。「ゲリラ豪雨」や「南岸低気圧」といった天気のキーワードも、皆さんの耳に触れる機会が増えてきたのではないでしょうか。 その背景には、地球温暖化やヒートアイランド現象などに起因する、災害をもたらすような極端な気象現象の増加があると思います。そのような災害から生命や財産を守るためには、「天気に興味を持つこと」が必要だと思うのです。宮城県は、春は強風、夏は冷害、秋は台風、冬は湿ったドカ雪と、気象災害がそれぞれの季節にやってきます。視聴者の皆さんに、ただ天気をお伝えするだけではなく、天気に興味を持っていただけるような放送を目指していきたいと思います。 今年度は、報道部の記者の業務を主に担当することになりました。日々の取材の中でも、天気や自然災害に関するトピックを数多く見つけ、気象が皆さんの暮らしに与える影響をニュースの中でお伝えできればと思います。
(2017.4.14)